「渋沢栄一」島田昌和著 岩波新書 ― 2011/10/04 03:32
渋沢栄一の伝記は数多い。
その生い立ちから、一橋家に仕えた後維新政府に取り立てられ、その後下野し第一国立銀行の創設にかかわるあたりまでが共通している。
一方本書は、現代でも超一流企業といえる数多くの会社の設立にかかわり、また民間の立場から政策提言を積極的に行い、そして数多くの学校創設にも関与して、儒教に根差した思想をベースに協調的な労使関係までも模索した渋沢を描いている。
それが本書の副題にも表れている。
時代的背景があったにせよ、一個人のなした業績としてはあまりに多様で多彩であることにあらためて驚かされる。
彼がいなければ、今の日本の産業は今のような形で繁栄できなかったかもしれないとさえ感じる。
コメント
_ 村石太レディ&岩崎弥太郎 ― 2011/11/30 11:22
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第一国立銀行で 検索中です。
こないだ 新聞で 渋沢栄一の記事を 見まして 興味で 調べ中です。第一国立銀行とは 今のみずほ銀行なんですね
歴史の教科書で 勉強したかなぁ?
宝くじ 当てたいなぁ